

藤田レゾネ未掲載の挿画本。
アメリカの女流詩人エリザベス・コーツワースの詩に藤田の猫12点をコロタイプ刷りで収め、 1950年にニューヨークで出版された。
藤田は戦後、1949年3月に日本を発ちニューヨークへ。新天地で新たな創造活動を行う希望をもっての渡米であったが、現地の日本人たちは「戦争画の藤田」との関わりあいを敬遠。代表作「カフェ」などを制作した後、藤田は滞米わずか10ヶ月で渡仏し、二度とアメリカに戻ることはなかった。
「夜と猫」は、その短いニューヨーク生活の中で生まれた唯一の挿画本と思われる。
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